自分の思想を他人に押し付けない
自分が経験したことや、実際にやってみてよかったことは、誰かに伝えたいですよね。
誰かにアドバイスをすることは、間違ったことではありません。
ただ、1つ問題なのは、「相手がそのアドバイスを望んでいるかどうか」。
自分はこうやって失敗したから、相手にも同じ失敗をさせたくない。教えてあげたい。
そんな思いがあるかもしれない。
ですが、大抵望んでいないことを言われた相手は、言われたことをしっかり理解することができません。
人間は、身を持って体験しないと、しっかり理解できない生き物だから。
何年かして、身をもってその体験をした時に初めて、
「あの時、ああやって言われたことは、こういうことだったのか。」
そうやって、自分で経験した時に、大事なことに気づいて、学んでいく。
人間、そういうものではないでしょうか。
相手はあくまでも自分のペースで、
自分の人生を生きているので、
相手の行動を操作することは難しいです。
人から言われたことって、
本当にやりたいことでない限り、
誰だって気が進まないですよね。
相手のためにしたことが、
自分の思想を無理やり押し付けていた、
相手を苦しめていた、なんてことがあるかもしれませんね。
私は相手のためを思って、
自分の思想を話がちな傾向があります。
なので日頃から、他人に何かアドバイスをするときは、押し付けにはならない程度にすることを心がけています。
相手のためを思うことは素晴らしいことですが、時に相手にとっては迷惑になってしまうかもしれませんね。
ではでは、このへんで。