色の効果とカラーセラピーについて
皆さんは「色」が心身にもたらす効果を知っていますか?色を見ることにより、緊張していた心がほぐれたり、気分を変えることが出来ると解っています。
〇カラーセラピーとは
好きな色を選んだり、効果的な色彩を生活に取り入れることにより、心や体を元気にするものです。
無意識に選んだ色には、その人の性格や心身の状態が映し出されると言います。
人には「自己治癒力」というものがあり、
心は必要な色を知っています。
自己治癒力を利用し、心が欲するままに色を使うことが、カラーセラピーの原理です。
今回はそんなカラーセラピーに基づいて、それぞれの色の特性を調べてみました。
〇色が持つ効果と心身への影響
・赤
…強いエネルギーをもたらす
「活力・情熱・興奮」をイメージする色で、
やる気になっている時、元気が欲しいとき、自信を取り戻したい時に使用すると良いです。
「怒り・攻撃的」といったネガティブな一面のイメージもあります。
・橙
…ポジティブ、陽気であたたかい人間関係
太陽のようなあたたかい高揚感を表す色で、
橙が好きな人は社交的なタイプがです。
不安や抑圧から解放し、心身のバランスを整える効果があります。
また胃腸を刺激し、食欲を促す効果があるそうですよ。
・黄
…アピール、太陽のような希望の光
楽しい感情を生み出す色です。
心理学的には、強い希望を抱いている時に気になる傾向があるそうです。
左脳を刺激し、理解力・記憶力・判断力が高まり、心の不安を解消してくれます。
・緑
…バランスと安らぎ
暖色でも寒色でもない「中間色」で最も刺激の少ない色です。見る人に安心感を与え、リラックスさせる効果があります。
自然や平和、健康と成長をイメージさせる色ですが、ネガティブな側面だと、保守的で受動的・マイペースなどのイメージがあるそうです。
・青
…鎮静と抑制
心身の興奮を鎮め、感情を抑える色です。
感情に囚われず、冷静に物事を判断できる効果があります。見ると「副交感神経」が刺激され、脈拍や体温が下がり、呼吸もゆっくり深くなるためです。
長時間の集中力を助けるので、的確に仕事を進めることが出来ます。
・紫
…スピリチュアル、バランスと癒し
赤と青のように、ぶつかりあう2つの心が葛藤状態にある時、両方の性質を持つ紫がバランスを整えてくれます。欲求不満や病的なイメージが付きがちですが、本当は心身のバランスを整えてくれる色で、ヒーリング効果が高く、疲れてしまった時に欲する色です。
以上になります。
皆さんもぜひ日常に色を取り入れて、
色が持つ効果に癒されてみてはいかがでしょうか。