環境に左右されやすい話
学校に通うにも、仕事をするにも、
どんな場面でもつきまとうものが「環境」です。
「環境」は、人に何らかの影響を与えます。
それはその人にとっていいものかもしれないし、悪いものかもしれません。
環境がもたらす影響は、私たちの体や心に大きく関わり、時に深刻になる場合も。
最近私は「今までの自分と向き合う時間」を大切にしています。過去にどんなことがあって、自分はどんな状態だったかをよく思い出すためです。
そんな中、1つわかったことがありました。
「私は物凄く環境に左右されやすい」ということです。
その時にいた環境や、人間関係によって、幸福度や自己肯定感への思考が大きく違うということ。
私にとって良くない環境や人といるとき、
私が元々持っている長所や才能を、
全く発揮できていなかったということに気づきました。
自分で思っている意見が言えない、体調をすぐに悪くする、頑張った成果が本番で出ない…など
今まで全て「自分のせい」にしてきました。
その度に自分への自信を失っていました。
ですが今振り返ってみると、そもそも身を置いていた「環境」も、1つの原因だったのかもしれないなと思います。
全てを環境のせいにしようとしているわけではありません。
「自分のせいにしすぎて、自分への自信を無くしてしまうこと」が良くないのです。
「頑張っても結果が出ない」「成長できる場所だとわかっているけど心身が辛い」「もうやりたくないと思ってしまう」
それらは全部、自分の気の弱さから出る言葉ではないです。
自分に合わない環境に身を置いていると、結果が出にくかったり、自分を上手く表現できないものです。
もし自分に最近元気がなかったら、
自分に無理やりムチを打つのではなく、
「今いる場所は、本当に自分に合った場所かどうか」
1度よく考えてみることをオススメします。
とはいえ、今までその場所で積み上げてきたものがありますし、それを壊すことは簡単なことではないかもしれません。
ですが、時にそれを壊す勇気も必要だと思います。
壊さないと、何も変わらないからです。
辛かったら、逃げていいと思います。
逃げる自分に卑劣で厳しいことを言ってくる人は、自分に今必要じゃない人なんだなと。
自分のために優しい言葉をかけてくれたり、愛を持って叱ってくれる人だけを大事に。
「環境」は、視野を狭くします。
今いる小さな世界の中が全てだと錯覚してしまうくらい、思考までも支配してしまいます。
いつだって自分と向き合い、心や体の変化に敏感になること。
環境に左右されやすい私と、この記事を読んでくれている人に向けた、私からのメッセージです。